[
MF文庫J ]
「変態王子と笑わない猫。2」 1月25日頃発売
1巻のあとがきでは続巻が出るのかどうか分からなかったのですが、今年初めカントクさんのHPで2巻が出ることを知りました。
そして、今さらながら1巻の感想的なものを、
横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。ひょんなことで“笑わない猫像”に祈ったら、心で思ったことがいつでもどこでも垂れ流しになってしまった! 人生の大ピンチを救ったくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子―「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」「変態さんですね」「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」「!!??」とにもかくにも猫像のせいで喪われた本音と建前を奪還しようと、ふたりは協力してアニマル喫茶に行ったり水着を買いに行ったりお嬢様のペットになったり―ん?第6回新人賞“最優秀賞”受賞、爽やか変態×冷ややか少女の青春迷走ラブコメ!
第6回 MF文庫J ライトノベル新人賞で最優秀賞を取った「変態王子と笑わない猫。」。
イラスト：カントクと言う事で手にしました。第一印象なんですが、審査員のコメントにもある通り「タイトルが酷いｗ」。最後まで読むことないだろうなと思いました。
ですが、読んでみるとそんな第一印象はどこへやら。てっきり変態の主人公が変態の限りを尽くすような話だと思ってたのですが、いい方に裏切られました。
ヒロインの筒隠月子が私のお気に入り。
月子はわけあって表情の変化と抑揚が失われてしまっていて、言葉が平板になっています。ですがセリフの一つ一つから主人公に対する好意が現れています。とても可愛いです。クーデレ？では無いですね、とにかく可愛いです。
MF文庫Jにある[
こちら ]のページにあるQRコードから「第0話」を読むことが出来ます。
月子と初めて出会う話になります。これを読んでから月子への思い入れが強くなりました。個人的には1巻を読み終わった後に読むほうが面白いと思います。
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